ED治療薬といえばバイアグラの名前が真っ先に出てくる程有名で、国内での認知度、処方実績数などは他社のED治療薬の追随を許さない状況ですが、その効果を実際に知っている方がどれほどいるのでしょうか…
バイアグラを服用したら効果が切れるまでずっと勃起している状態なんじゃ?と思っている方も多数いらっしゃいます。
誤った認識のままにせず、正しいバイアグラの効果を知っておきましょう。
バイアグラとは有効成分がシルデナフィルであり、環状グアノシン一リン酸の分解を行うPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)の酵素活性を阻害します。
簡単に説明しますと、ペニス(陰茎)周辺の血管を拡張し、血流を増やすことにより力強い勃起を実現できるということです。
個人差もありますが服用後、約30分で効果が現れ始め、服用約1時間後に効果のピークを迎え、その後十分な効果が3~6時間程度続きます。
しかし、食事やアルコールの影響を受けやすいので十分な効果を発揮させたいのであれば空腹時に服用することを心がけましょう。
食事を摂取してしまった場合、効果の発現遅延、持続時間の短縮、効果があまり実感できないなど起こることもありますので注意してください。
患者様からよく質問されるのですが、バイアグラを服用したからといって効果が切れるまで勃起したままというわけではありません。バイアグラはあくまで勃起させる補助を担う薬なのです。
ですので性的興奮や性的刺激をペニス(陰茎)に与えない限り普段と変わらないのです。
もうひとつよく質問されるのがバイアグラには催淫作用や性欲増進作用があるのか?残念ながらバイアグラには精力剤や媚薬のような催淫作用や性欲増進作用などの効果はありません。
バイアグラの効果持続時間は、個人差もありますが約3~6時間です。
服用後30分程で効果が現れますので、性行為の1時間前くらいに服用するのがベストだと思われます。
1回、もしくは2回の性行為であればこの持続時間でちょうどいいくらいでしょう。
しかし、1時間後に性行為をする、とわかりきっていることが毎回ではないでしょうから服用タイミングが難しいこともあるのではないでしょうか。そのような時はギリギリに服用して前戯を長くする、お風呂に入る又は入ってもらう、というような時間稼ぎも出来ますので服用タイミングを間違えて早く飲み過ぎて効果が切れてしまった、なんてことのないようにしましょう。
食事やアルコールを摂取してしまうと効果発現時間が遅延してしまったり、効果時間が短くなってしまうということもありますので注意しましょう。
食事をしてしまった場合は、最低でも2時間ほど時間を空けてから服用するようにしましょう。アルコールの場合は、適度なアルコールですとリラックス効果もあり良いとは思いますが飲みすぎてしまうとバイアグラの効果を実感できなかったり、効果が薄いと感じてしまうことがあります。また、高確率で二日酔いになってしまうので注意してください。
バイアグラが効かない方は8割近くが服用方法を間違っている方です。
他の薬だと食後に服用するのが一般的だと思いますがそれと同じ感覚で服用された方や、服用方法は知っているが食事をしてすぐに性行為の流れになってしまい仕方なくすぐに服用された方、食事をしてもう消化したから大丈夫だろうと思い込んで服用してしまった方、アルコールを飲みすぎてしまった方などが挙げられます。
食事をしてしまうと胃や腸などに油膜が張られてしまい、バイアグラの有効成分であるシルデナフィルが吸収されません。
油膜は思っている以上に取れにくいので時間がかかってしまいます。食事をしてしまった場合は少なくとも2時間位は間を空け、服用するようにしましょう。
食事も脂ぽい食事はなるべく避け、量も軽食程度にして、なるべく消化のいいあっさりとした食事を選ぶようにしましょう。
これ以外の理由でバイアグラが効かないのであれば、ED治療薬のレビトラやシアリスを試してみるという選択もあります。
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