年齢と共に遅かれ早かれEDの症状がでてきます。
EDの原因としても年齢を重ねるごとに器質性EDの割合が増加していきます。
加齢に伴い血管年齢も衰えてきますので動脈硬化などの症状がEDの原因になります。
器質性EDには、生活習慣病(糖尿病や高血圧、高脂血症など)からくる器質性EDと神経障害からくる器質性ED、男性更年期障害からくる器質性EDなどがあり、特に生活習慣病からくるEDには動脈硬化が起こっている可能性がありますので注意してください。
動脈硬化が起こるとペニス(陰茎)の海綿体に十分に血液を流すことが出来なくなってしまいEDとなります。
また、タバコも血管を収縮させる為動脈硬化が起こりやすくなります。
器質性EDの症状は、心筋梗塞や脳梗塞などの前触れを知らせているかもしれませんので、症状が悪化する前に生活態度の改善や医師へ相談するといいでしょう。
生活習慣病は、運動不足や食生活の乱れ、喫煙、飲酒、ストレス、肥満などが原因です。
この生活習慣病と呼ばれるものには、糖尿病や高血圧症、高脂血症などが挙げられ、早ければ30代半ば頃から発症し、年齢を重ねるごとに増加していきます。
勃起をさせるにはペニス(陰茎)の血管を拡張し、スポンジ状の組織である海綿体に血液を大量に送り、海綿体が血液で充満している状態にしなければなりません。
しかし、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病になってしまうと血管が硬くなり、柔軟性や弾力が失われ、血管を拡げる機能が低下してしまい、EDになることがあります。
ペニス(陰茎)の動脈は心臓や脳に比べ細いので、動脈硬化の症状が最初に現れやすいのです。
糖尿病は更に神経障害を起こすこともあり、そのせいで脳から性的興奮をペニス(陰茎)に伝える神経が滞る為、EDが起こるようになります。
EDの原因には動脈硬化が含まれますので、EDの症状に気付くことで心筋梗塞や脳梗塞など死に繋がる恐れのある病気を先に察知できると言われています。
生活習慣病にならない為、もしくは悪化させない為にも、今までの自分の生活態度を見つめ直し規則正しい生活を心がけましょう。
男性更年期障害は、テストステロン(男性ホルモン)の減少が原因です。
テストステロン分泌量のピークは20代から30代で、歳をとるにつれて減少していきます。
テストステロンの分泌量には個人差がありますので、減少の度合いも人それぞれです。
更年期障害を発症しやすい性格は神経質や真面目、責任感がある、几帳面などの方によくみられます。
更年期障害の症状としては大きく分けると身体に関わること、心に関わること、性に関わることの3つがあり、女性では閉経というわかりやすい症状が出ますが男性はなかなか気づきにくく、EDや性欲の減退といった症状になっても年齢のせいにしたり、他の原因を探しがちになります。
テストステロン(男性ホルモン)が減少すると、神経や血管に作用する一酸化窒素に影響を与えたり、フェロモンやドパミンの減少に繋がり、結果EDになってしまったり性欲の減退になってしまうのです。
ペニス(陰茎)の勃起には、交感神経と副交感神経が関係しており、神経障害の病気である末梢神経障害や脊髄損傷などが元で、刺激を伝える神経が損傷されてしまうので十分な勃起ができなくなる、もしくは全く勃起しないことがあります。
神経障害が原因でペニス(陰茎)の感覚が薄れたり絶頂感が無くなる、射精障害、造精機能障害が起こることもあり、男性不妊症になることもあります。
ストレスやプレッシャーなどで一時的に陥ることもあります。
末梢神経障害には脳出血や脳腫瘍、脳外傷、アルツハイマー病、パーキンソン病などがあります。
この様な病気からEDになるとは考えていない方が大半で、他の原因を探しがちになってしまいますので注意してください。
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