硬さが足りないのはEDに入る？

『勃起はするけど硬さが足りない』これってED？

「勃起はするけど勃ちが弱い…」そんなお悩み、抱えていませんか？

勃起レベルを判断するのに、米国で調査が行われた自己診断型の勃起の硬さの指数、EHS（Erection Hardness Score）というものがあります。
これは、ED治療のための簡単な診断や治療の結果をみる分かりやすい指数として、日本でも2009年からEDの診断や治療で用いられるようになりました。

【EHSで用いられる勃起スコア】

• グレード0：陰茎は大きくならない。
• グレード1：陰茎は大きくなるが、硬くはない。
• グレード2：陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。
• グレード3：陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない。
• グレード4：陰茎は完全に硬く、硬直している。
  
  （※あくまで、EDを疑う際の目安になるものです）

こちらの「グレード2：陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。」というものは、以前より当サイト内でお伝えしていたEDの定義のひとつ「満足な性交が行えない」に当てはまる状態です。
そのことから、EHSのグレード2～グレード0はEDである可能性がでてくるというわけです。

この漫画内では、りんご、グレープフルーツ、みかん、こんにゃく、と食べ物で勃起時の硬さを表して話をしています。
実際に食べ物で想像することで自分の勃起の硬さをより簡単に判断できると思います。
では実際にこの食べ物をEHSに当てはめるとどうなるのか、というと、実は主人公の男性が言った「みかん」はグレード2の硬さ。つまり、彼はEDである可能性があるのです。
あくまで目安となりますが、EHSのグレードを食べ物に当てはめた場合、りんごはグレード4、グレープフルーツはグレード3、そしてみかんがグレード2、こんにゃくがグレード1、と続きます。
「みかん」と発言し、友人から「EDの危険有り」という診断結果を聞いた漫画内の主人公は、悩んだ結果EDクリニックに行っています。

当クリニックにも「勃起はするけど勃ちが弱い…」というお悩みをお持ちで来院してくださる方が多くいらっしゃいます。
そういった場合、完全に勃起しない状態ではないので、問診と、お悩みをお話されるだけでも「気が楽になった」と心因的な面でEDが改善する場合もあります。
早期治療が第一のED、今はまだ勃起する状態であったとしても、その硬さ、満足できるものですか？
もし少しでも不安な場合は我々にご相談ください、お待ちしております。