ED治療の方法について、時々「漢方は効くのですか?」というご質問を頂くことがあります。
よくよくお話を聞いてみると、医薬品は確かに効くけれどやはり副作用が怖い、と感じている方が多いようです。もちろん、薬を飲まずに何とか出来るのであればそれに越したことはありません。
しかし誤解して欲しくないのが漢方も薬(医薬品)に分類されるものであり、副作用がまったくないわけではないという事です。
ここで簡単に漢方についてご説明します。
皆さんが飲んでいる薬の多くは西洋薬と言い、ED治療のためのバイアグラ・レビトラ・シアリス等の薬もこの西洋薬に分類されます。西洋薬は化学的に合成された成分から作られており、漢方薬は生薬(しょうやく)の組み合わせによって作られています。
西洋薬と漢方薬の大きな違いは「治し方」に関する考え方にあります。
西洋薬の成分は特定の部位に作用し病気を治しますが、漢方薬は局所だけではなく全身まで広く働き本来持っている体の働きや自然治癒力を高めるように作用するのです。
ED治療に用いることの出来る漢方もあります。
漢方医学では、EDは精神的な疲れやストレス、うつの男性はEDを起こしやすいと考えられています。そのため、それらの精神的な部分を改善してくれるような漢方が「ED治療に効果のある漢方」と言われています。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)という漢方は上記に上げたような精神的な疲れやストレスを軽減してくれるため、男性機能の改善に効果があると考えられています。
八味地黄丸(はちみじおうがん)という漢方もEDに効果があると考えられています。こちらは主に中高年以降の老人病に用いられるもので、排尿異常や疲労・倦怠感の軽減、脚力の弱体などに広く作用します。
漢方をED治療に用いる時には、ある程度の治療期間が必要だとお考え下さい。バイアグラ等のED治療薬と違い、漢方は体の本来の働きを高めていくものであり、即効性は高くありません。ED治療に時間と費用をかけたくない、という方には漢方よりバイアグラなどのED治療薬がお勧めです。中でも服用してから効果が現れるまでの時間が短いレビトラというED治療薬は当クリニックでも人気のお薬となっております。
ED治療の薬に対して、副作用などの面で不安を抱く患者様が多いかと思いますが、出来るだけその不安を解消できるよう正しい服用方法にて少ない容量から始めることをお勧めさせて頂いております。また、「以前服用して大丈夫だったから」と現在の持病や服用されている薬名について医療機関に申し出をしないのも問題です。これが副作用の危険性を高めてしまうと言っても過言ではありません。
正しい服用や飲み合わせを守らないで薬を服用してしまえば、患者様が危惧するように副作用を発症します。ただし正しく服用すればED治療薬自体は決して危険なお薬ではありません。
ED治療に時間と費用をかけたくない方は漢方よりもED治療薬の服用を検討してみると良いでしょう。
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