俗に言う、メタボ体型であるとEDになりやすい、という噂は本当です。
近年では年配の方だけでなく30代の男性でも器質性EDに陥ることがあります。これは、この年代の方に肥満体型の男性が多くなっているというのも原因のひとつです。
では、肥満体型であるとEDになりやすい、というのは一体どういう理由からなのでしょうか?
肥満体型は健康を害する恐れがあるということは昨今一般的に広く知られています。肥満を放っておくと病気になるよ、痩せないと、とはよく聞くお話ですが、この肥満体型が呼び起こす病気こそがEDの原因となってしまうのです。
肥満体型の多くの方は内臓脂肪レベルが高いため内臓肥満になりやすく、その内臓肥満が生活習慣病である糖尿病・高血圧・脂質異常症などの病気を発症する原因となります。
生活習慣病はそれぞれが合併しやすい病気のあつまりです。
これらの病気は動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクを数倍高くすることがわかっており、それ故に肥満と言われる体型の方は病気になりやすい、と言われているのです。
この中でも特に動脈硬化には注意が必要です。
皆さんもご存知の通り、勃起は陰茎にある海綿体の血管に血液が十分に流れ込むことにより起こります。動脈硬化になってしまうと、動脈に中性脂肪やコレステロールが溜まってしまい血管が詰まったり硬くなったりしてしまいます。この状態になると血管の柔軟性、弾力性は失われ、血液の運搬がスムーズにできません。
動脈硬化により十分な血液が流れ込まなくなってしまうと海綿体は必要な血液で満たされることはなく、満足な勃起が得られない状態となります。
EDになってしまった際、原因を体型と結び付けて考える方は少ないですが、
こうして考えると、体型はEDに十分関係があることなのです。
実際にメタボリックシンドロームの方は、そうではない人と比べると約2倍近くもED患者がいることがわかっています。
メタボな体型が呼び起こす動脈硬化はEDの天敵とも言える疾患であり、サイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれるほど自覚症状が少なく気付きにくい病気です。
最近勃起が弱い、中折れが続くなどのEDの症状に気付いたら、それは体が不調を訴えているサインかもしれません。肥満気味の男性は特に注意して、もしEDの症状が現れ始めたら早めに専門家に相談するようにしましょう。
今から出来るED予防法としては、食事を見直すことやちょっとした運動を生活に取り入れることなどが上げられます。
詳しくは当サイトの「ED治療と保険」のページをご覧ください。
ED治療目的だけではなく、体型を気にしている方にとって規則正しく健やかな日々の生活を送るのは大切なことです。EDを予防・改善していくために食事や運動を取り入れることにより、体型もある程度改善できます。
「ED治療について」のページでは寝る前に出来る軽めの運動やツボ押し法などもご紹介しておりますので是非ご覧の上、お試しください。
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