20代から30代の若い人でもEDになってしまうことがあります。
これは若年性EDと呼ばれており、30代の方であればある程度の方はEDであることを自覚し通院する方もいらっしゃいますが20代の方は「まだ若いのに何故だろう…」とEDを自覚しにくく、悩みを抱えてしまいがちです。
EDは中年と呼ばれる40代から50代の方の病気として認識されがちですが、20代であれば性行為に対する緊張や不安からの心因性ED、30代であれば症状としては中折れが多く見られます。
本日は20代に起こる若年性EDに焦点を当ててご紹介します。
20代の若年性EDの原因で圧倒的に多いのが心因性EDです。
20代の男性は多くの方が性行為の経験がまだあまりない状態、もしくはまったくない状態であることが殆どです。そんな方が初めての性行為に臨む、または新しいパートナーとの性行為に臨む時にEDが引き起こされることがあります。
初めての性行為への緊張、「失敗したら…嫌われたら…」という不安な感情や恐怖、「下手だと思われたくない」という見栄からの焦り、これらは心因性EDを引き起こしてしまうには十分な要素なのです。
20代の男性の多くはパソコンやスマートフォンからインターネットなどをよく活用しています。その中で様々な性行為の知識を覚え、そのせいで自分自身の性行為に対するハードルを上げてしまっていることが多々あります。ここから過度な焦りは生まれます。
緊張や不安、恐怖や過度な焦りが性的刺激を上回ってしまうと心因性EDを引き起こしやすいです。
また、20代のEDに多く見られるのが「自慰は問題ないのに性行為では勃起できない」というものです。
これは上記に上げたような理由から起こる心因性EDの場合もありますが、もうひとつの原因として「現実の、生身の女性との性行為ができない」というものがあります。
自慰をする場合、おそらく皆さんは漫画・AV・アニメなどを見ながら、それを静的刺激として自慰をすることが多いかと思います。実はこれが20代に多いEDの原因にもなっているのです。
漫画・アニメなどは実際の女性が登場するわけではない、いわゆる二次元の世界です。これらを見ながら性的興奮を得ることが癖になってしまうと、実際生身の女性を相手にして性行為をしようとする時、「思ってたのと違う」「え、こんな感じなの?」など漫画やアニメで想像していた内容と実際の内容が違う、というギャップに陥ります。そのギャップのせいで性的興奮を得ることが出来ず、EDになってしまうのです。
AVの場合も同じです。AVには美人で、綺麗な整った体付きの女性が多く出演しています。その女性や性行為の様子に性的興奮を覚えられても、実際の性行為を行うのは自身であり、相手はパートナーです。AVで見ていたような状況になれない、相手の反応が想像していたのと違う、などの戸惑いが性的興奮を萎えさせてしまうことがEDの原因となります。
20代のEDは心因性であることが多いため、ED治療薬を服用して性行為に臨み、「きちんと勃起できた」「最後まで性行為が出来た」という経験を重ねることで改善される場合も多いです。改善されればED治療薬を続けて服用する必要はありません。
当クリニックには20代の男性も多くご相談にいらっしゃいますので、どうぞ気兼ねなくご来院ください。
当院ではインターネットを通じて診察のご予約をすることが可能です。
スムーズな診察をご希望の方は是非オンライン予約をご利用ください。
EDに関する疑問やED治療薬についてのご質問やご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
診療時間 | |
---|---|
平 日 | 12:00~20:00 |
土・日・祝日 | 11:00~19:00 |
メールフォームからのご相談・お問い合わせは24時間受け付けております。
無料相談・お問い合わせお電話でのお問い合わせは診療時間内のみ受け付けております。