皆さんは「疲れマラ」という言葉をご存知ですか?
体は疲れているのにムラムラしてしまう、疲れているのに性欲が高まり性行為をしたくなる、これらの理由により勃起することを「疲れマラ」などと言います。
これだけを見ると疲れ(疲労)とEDは関係ないと言うよりもむしろEDにとってはいいことなのでは?と思いたくなる方も多いでしょう。
疲れマラには上記のような間違った俗説が色々とある上、疲労の度合いは個人の主観によるため、医学的に指標化して検証するのが難しいものです。
人間は疲れていたり、ストレスを受けるとカテコールアミンという神経ホルモンが過剰に放出されます。この神経ホルモンには疲れ切った脳を覚醒させる作用があり、心臓や血管を収縮させて血圧を上げます。カテコールアミンが過剰に放出された場合、重度の高血圧や頭痛・動悸・過度な発汗が起こります。
疲れマラとは、このカテコールアミンにより血圧が上昇することで海綿体にも血液が充満し、そのため勃起が起こると考えられています。
極度の疲れ(疲労)によって勃起が起こるならば、疲れとEDは関係ないのでは?と上記の説明を読んで思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際のところ、疲れマラはEDの兆候のひとつである可能性が高いです。
疲れマラは、性欲とは関係なく、体のメカニズムにより勃起します。これは極度の疲れ(疲労)により強制的に勃起させられている状態であり、体が悲鳴を上げている証拠でもあります。
疲れ(疲労)によるEDは一時的な場合も多くあり、休息などで疲れが十分に取れれば勃起状態が回復することもあります。
疲れによるEDの症状としては中折れが多く、途中までは大丈夫でも射精に至るまでに萎えてしまう、といったケースがあります。何だか勃起力が悪く「疲れてるのかな?」と思う場合は疲労からくるEDが原因の場合があります。
しかし、疲れから来るEDの方は疲れそのものだけではなく様々な精神的要因に悩まされていることも多々あります。その疲れが忙しい仕事から来ているのであれば、当然仕事のストレスを多かれ少なかれ抱えていることでしょう。疲れだけではなく、ストレスなどからもEDの症状は引き起こされます。
疲れによるEDはご自分では判断が難しいことも多々あるかと思います。
例えば平日の仕事で疲れてしまっていて平日の夜には行為が上手くいかない。しかし、休日たっぷりと休んだ夜の性行為は上手くいった。このような場合は疲れから来ているEDであるとご自分でも判断が出来るでしょう。
疲れから引き起こされるEDは心因性EDとも深く係わっている場合が御座います。そういった場合であってもED治療薬による勃起の補助は大変有効です。
心因性ED患者の多くは20~30代のお若い方に多く見られます。当クリニックにもその年代の患者様が多くご来院しておりますので、若いのに恥ずかしい、といった印象はお持ちになられなくても大丈夫です。お気軽にご相談ください。
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