スローセックスと聞くと皆さんが頭に思い浮かべるのは、一時メディアでも数多く紹介されていたアダム徳永氏の著書ではないでしょうか?
セックスセラピストであるアダム徳永氏が書かれたこの著作がベストセラーになることで「スローセックス」という言葉は知られるようになりました。
スローセックスが知られるようになったきっかけは上記のような著書ですが、そもそもの始まりは海外であるイタリアで進んでいたスローフード運動に由来すると言われています。スローフード運動と共に、性行為にたっぷりと時間をかけようと提唱されたのが「スローセックス」だと言われています。
アダム徳永氏が提唱するスローセックスについてはご存知の方もいると思いますので省略させて頂きます。
簡単にまとめると、スローセックスとは、男性本位の絶頂や射精を目的としたセックスではなく、イッたふりなどしない・感じている振りもしない、男女がお互いを労わり肌の触れ合い、悦びや快感を共有し合うことを言います。
絶頂した、という結果よりもそこに至る過程を大事にしよう、というものです。
そのスローセックスと早漏に何の関係が…とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
実はこのスローセックスは広めたアダム徳永氏、超がつくほどの早漏だったというのです。
現在は改善されているようなのですが、その早漏改善のための方法こそがスローセックス呼吸法といいます。
早漏は自律神経と深い関わりがあります。詳しくは当サイトでもご紹介しているので省かせて頂きますが、この自律神経を呼吸法によって制御することで射精コントロールを身につけよう、というものです。
呼吸によって、性行為中は常に副交感神経が優位に働くようにします。副交感神経はリラックスする時に働く神経です。勃起に必要な神経とも言われており、副交感神経が優位な間は「勃起>射精」となるのです。
逆に、交感神経が優位に働くと「勃起<射精」となり射精に至ってしまいます。
呼吸により副交感神経を働かせるのは意外と簡単です。
副交感神経は息を吐いている時に活発に働くことが判明しています。しかし、だからといって性行為の最中ずっと息を吐いているわけにもいきません。
このスローセックス呼吸法は下記のような呼吸法を行うものです。
背筋を伸ばした状態でこれらのセットを繰り返し行うことで呼吸法を身体に覚えさせます。あとは性行為中にこの呼吸法を実践するだけです。
また、この呼吸法は実際にスローセックスを実践してみながら行うと良いでしょう。
お互いを確かめ合うようにゆっくりと行われるスローセックスでは、早漏の原因となる焦りや緊張などの精神的な要因が緩和される傾向にあります。
挿入後、長く女性を楽しませ、それから射精に至らなければならない、というような間違った知識により、焦りや緊張は生まれます。きちんとしなければいけない、失敗したら嫌われてしまう、がっかりされてしまう、といった不安やプレッシャーも早漏には厳禁です。
スローセックスとスローセックス呼吸法を行っても早漏が改善されない場合などは早漏治療薬が有効です。
自律神経は自分ではコントロールが難しいものです。早漏治療薬に頼ることは決して恥ではありませんので、是非一度ご相談ください。
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