早漏は膣内に挿入後、30秒~1分半でオーガズムに達してしまうことを指します。中には2分以内にオーガズムに達してしまうと早漏だという説もあります。
しかし、膣内に挿入してからそれ以上の時間が経った後に達した時でもパートナーの女性に早漏と思われてしまうことがあります。これは医学的な定義とはまったく関係ないものであり、早漏と思われてしまう原因は男女のオーガズムに達するまでのプロセスの違いにあります。
オーガズムは一般的に「イク」という意味だと解釈されています。「絶頂」と表現される場合もあり、快感が頂点に達した瞬間のことをオーガズムと呼ぶのです。
オーガズムへのプロセスは以下のような流れになります。
男女共にこのプロセスを辿ります。男女で違いが出るのはそれぞれの時期が続く『時間』に着目した時です。この『時間』の違いこそが、パートナーの女性に早漏と思われてしまう理由となります。
男性はこの4つのプロセスを辿る時間が短く、女性は辿る時間が長いのが特徴です。
例えば男性の場合、オーガズム期が訪れるのは射精したその瞬間であり、その時間は数秒しかありません。射精が終わりオーガズム期が過ぎ去ってしまえば後は消退期を迎えて急激に快感や性欲は遠のき、体は通常の状態に戻ります。これがインターネット上等で『賢者タイム』と称される時間です。
(※もちろん医学的には「賢者タイム」という言葉は存在しません)
男性の場合は、オーガズム期が数秒で終わってしまう上、消退期を経て通常の状態に戻るまでは約1分程度と非常に短い時間しかかかりません。
対して女性の場合、オーガズム期までのプロセスは男性とほぼ変わりませんが、オーガズム期を迎えた後でも性的刺激を受ければすぐにまたオーガズム期を迎えることができます。
また、男性とは違い、女性はオーガズム期から消退期を経て通常の状態に戻るまで10~15分程度の時間を要します。消退期の時間が長く、その時に性的刺激を受ければまた上昇期を迎え、オーガズム期が訪れるのです。
これが「男性は1回しかイケないが、女性は何度でもイクことができる」と言われる理由です。
男性が早漏と思われてしまう原因は、オーガズム期を迎えるまでの上昇期が女性より短い点にあります。もちろんこれには個人差があり、女性でも上昇期が短くすぐにオーガズム期に達する場合がありますが、平均的にみると男性よりも女性の方が上昇期が長く、そのため男性の方が先にオーガズム期に達してしまうのです。
医学的な根拠において「早漏」を測ることは一般的にはあまりなく、女性は自分より先にオーガズム期を迎えてしまう男性のことを「早漏」と思う傾向にあります。
男女のオーガズム期までのプロセスを考えるとこれは仕方がないことで、「挿入してから結構頑張ってるのに」と理不尽に感じる男性もいらっしゃるでしょう。
そんな時は早漏治療薬等を使用し膣内に挿入してからの時間を延ばす方法なども試してみてはいかがでしょうか。
また、「治療薬に頼るほどではないんだけど…」という方は一度パートナーである女性としっかり話し合ってみることも必要です。上記のプロセスの違いを説明し、理解を得られればそれが一番良い解決方法です。
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