妊娠したいけどEDを抱える男性配偶者がいる

妊娠を望んでいる女性にとってEDは大変な問題です。その悩みにED治療薬が助けになるかもしれません。

当クリニックは男性の受診を専門としておりますが、EDである男性配偶者を持つ奥様からのご相談を度々メールフォームよりお問い合わせ頂いております。
その中でも多いのが妊娠に関するご心配の声です。

男性であればED治療薬、特にバイアグラについては名前も知っており、その効果も何となくは知っているという方が多いでしょう。しかし、女性には意外とED治療薬の詳しい効果などは知られておらず、お問い合わせ頂く中には「薬でED治療をする場合、治るまでにどれくらいかかるのか」というものもあります。
ED治療薬は勃起を助け、勃起状態を維持する効果があります。“EDの完治”と考えた場合、そのEDの原因から改善していかなければいけないため完全に治ったとは言い難いものがありますが、“性行為の場合に勃起しない状態”を回復する、ということであれば薬を服用すればすぐに改善出来ます。
EDを抱える男性配偶者を持つ奥様が妊娠に関してお困りの場合はEDのせいで膣内射精が困難であるケースが殆どです。バイアグラなどのED治療薬によってしっかりと勃起状態が回復すれば問題は解決できるでしょう。

バイアグラ

バイアグラの効果、作用、当クリニックでの処方についてはこちらをご覧ください。

妊娠に関してのお問い合わせは他にもあり、ED治療薬を使用して性行為を行い、その時に子供が出来た場合何か悪影響はあるのか、という内容もあります。
ED治療薬は勃起を助けてその状態の維持に作用する薬ですので、精子に影響しないのはもちろんのこと、DNAや遺伝子などにも悪影響を及ぼすことはありません。EDにより妊娠が出来ないことに悩まれるよりは積極的にED治療薬を使用してみてはいかがでしょうか？

また、妊娠についてのご相談の中には男性配偶者のEDに対してどう接すればいいのか、と言うようなお悩みもございます。
男性は自分のEDに対して「男としての自信の喪失」や「情けない」「恥ずかしい」といったマイナスなイメージを持っている方が殆どです。そのため、もしED症状の自覚があったとしても奥様に相談をされるケースは少なく、奥様の方がそれとなく気付いて「何とか傷つけないようにフォローすることはできないだろうか」と悩まれていることも多々あります。
そんな奥様にまずお願いしたいのが、決して男性配偶者をEDのことで責めたりはしないようにすることです。
EDの原因には様々なものがありますがその中でも一番多い原因が心因性のものなのです。

EDの原因とは

心因性以外のEDの原因について知りたい方はこちらもご覧ください。

男性配偶者に性行為に臨む気持ちがあったとしても、様々な精神要因によってEDは引き起こされてしまいます。妊娠に関していえば、“妊娠するための性行為”がプレッシャーになっていることが多いでしょう。
奥様としては、排卵日等を計算して妊娠できる確率が高い日を選ぶ方が多いかもしれません。しかし、男性配偶者が仕事でひどく疲れていたり、その日は性行為をする気分が起きなかったりすることもあることを気にかけてあげてください。「今日は絶対にしなければ」「妊娠するように頑張らなければ」と追いつめられるような気持で性行為に及ぶと、それがプレッシャーや性行為に関する感情をマイナスに変えてしまう原因となってしまいます。
男性配偶者の悩みをしっかりと聞いてあげたり、EDになってしまった配偶者の気持ちに寄りそうようにしてあげると良いでしょう。決して自分の感情をぶつけたり、責めてしまってはいけません。
そして男性配偶者もそんな奥様に対してきちんとEDのことを相談することが大切です。原因がわからないのに性行為が出来なかったり、途中で中断してしまったりということが続くと奥様は不安や不信感を持ってしまいます。

当クリニックは男性専門クリニックであり受診は男性に限らせて頂いておりますが、メールフォームからのお問い合わせに関しては女性からのご相談も歓迎しております。診察時間内であれば30分以内にお返事することが出来ますので、是非お困りの際はメールでのご相談もお考えください。